2020年10月5日月曜日

新しい数秘術の本

おととい久々に買ってみた。
タイトルが面白げだったので。
テレビにも出たという占い師の本。
生年月日の数と、名前から出す数を
合計したものを核数と称する。
 
よく当たると言うのだが、
使う数がなんと全部で12種類もある。
そうすると、いろいろな説明ができるので、
聞いてる方は当たったような気がするだろう。
ま、所謂バーナム効果みたいなものだ。
 
誕生数と姓名数を合算する方法は
昔から何種類か存在する。
ただ、西洋式の数秘術では日本人は
名前をローマ字化しなければならない。
どうしてもその部分に曖昧さを感じるので、
実占では参考程度にしてほぼ使わない。
 
ローマ字化した名前から出すのは
全部の合計の姓名数。
母音だけを加える母音数。
子音だけを加える子音数の3つ。
見方として頻出や欠落を調べるのは
誕生日の分析と同様だ。
 
性格や、感情のパターン、外面的な態度
といった部分を詳細に知ることが出来る。
たとえばこれらを「前世からのカルマ」
「この世で果たすべきミッション」
などと言ってしまえばそれだけのこと。
この数字は、○○を表します、
というのは簡単だ。論拠がない。
 
本当のところ数秘術は神秘学や
魔術と交差する部分が大きい。
というかそれを抜きにして
在りえない。
それに触れない占い師は
勉強不足ではなかろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿