2020年10月30日金曜日

占いは何故あたる?

今更、こんな話題というのも変だが。。
 
卜・相術は別として、命占に分類される
生年月日を基本情報とした占いは
何故あたるんだろう。
出生時の星の位置や干支が、なぜ人の
性格や一生にまで影響を及ぼすのか。
 
こうした疑問の最たるものは数秘術だろう。
西洋式の方法は、基本、西暦を使う。
生年月日を構成する数字を一つずつ加え、
単数にしたものが性格や基本運を表すなんて
どういう発想だろうか。
西暦を使うことに違和感を持ち、
元号や皇紀(神武天皇即位紀元)の数で
占う方法を考えた人もいた。
が、いずれにせよ数字である。
姓名判断も同じようなものだが、
何故名前の画数で性格や人生がわかるのか。
考えてみれば不思議なものだ。
 
これについて、集合的無意識を用いて
説明する人もいる。
極端な言い方をすると、
「多くの人が真実と認めた事は真実となる」
といったものだが、真理だろうと思う。
 
占いの理論的な背景みたいなのは、
その占いごとにある。
だが、根源的な真理はわからない。
たぶんずっと分からないままだろう。
それも占いの魅力だと思う。


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