2021年4月12日月曜日

納音を使う方位術

以前にも書いたと思うけれど
郭氏元経に載っているのは
月盤を使ったもので、移動よりも
修造がメインの用法。
干支を飛泊させて吊宮の干支納音と
生年干支の納音の関係を
五行によって判定する。
それに加えて真太陽方位や
的殺方位を考慮する。
紫白では五黄暗剣を避ける。
吉方位を探す、というよりも
凶を避けるのが方位術の基本。
それを吉方位散歩などにするのは
術者の工夫ということだろう。
短時間、近距離の移動だから
本命よりも日命の影響が
出やすいのではないか。
また、紫白には陰陽遁があるので
日時盤の干支も順旋逆旋が
あるべきではないか。
などいろいろ考える。
張九儀先生は年月日時を
順行させると書かれている。
ここは諸説あります、としておこう。

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